特許取得済みの特殊工法
「床下から空気を取り入れ、通気層に排出する」という仕組みのこれまでにない新発想の断熱工法「Air断」。2021年までに4つの特許を取得しており、Air断取り扱い工務店でのみこの工法を用いた住まいづくりが可能です。ほんの少しの隙間も許されないほど複雑で技術が求められる工法のため、取り扱いが認められている工務店でなければ施工が難しい工法でもあります。
Air断の構造
通常の住宅は外部の冷たい空気が壁や窓を伝って下に溜まり、冷たい層を形成して床を冷やしていきます。どれだけ空気を温めても暖かい空気は冷たい空気と混ざりり合わないため、結果として底冷えが起きてしまうのです。一方、Air断は底冷えを感知するシステムを各部屋に設置し、壁伝いの空気から床に溜まる詰めたい空気までまとめて吸い出すことで底冷えを徹底防止。吸い出して通気層を流れる空気がエアーカーテンの役割を果たし、外部から入り込む熱気、冷気を効率良く遮断します。住宅周りはエアーカーテンで遮断されている状態のため、室内の温度は冷房機器や暖房機器で調節しやすくなり、Air断構造によって換気体制も整っているため、換気なしで連続使用が可能です。

換気や雨漏り、結露などの心配も不要!
Air断は当初、様々なハウスメーカーや工務店から断熱の性能だけでなく、「結露」「遮音性」「臭いやホコリ、花粉」「雨漏り」「過乾燥」など、様々な問題を指摘されました。しかしAir断は通気層が熱を持つことでの結露防止、負圧による素早い空気の入れ替えや空気の気密性による遮音効果、クリーンな室内環境などが検証で実証されています。今では工務店や材料店、ハウスメーカーなど多くのプロが「とても良い仕組みだ」と納得する工法です。
